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2015.03.02

社長と社員の心身の健康増進に投資しよう

社長と社員の心身の健康増進に投資せよ経営者の仕事のうち、極めて重要で優先順位も高いものが「心身の健康の増進」であると思います。企業が健康の増進に投資する時代がいよいよ到来しましたので、今回は、その重要性について考えてみたいと思います。

 
まずは、経営者の健康増進の真価について、冷静に考えてみよう



1年は約50週間ありますが、例えばこのうち2週間、心か体の体調が悪かったとすると、全体の4%もの部分の生産性が著しく低下するわけです。これは、経営者として無視できません。

どんなに優秀な経営者でも、心身の健康を維持できなかったら、それはもはや優秀ではないと考えるべきです。

なぜならば、まともに仕事ができないからです。病気にかかって戦線離脱するとか、就業不能になるというのは、厳しい言い方をすると、経営者としての能力が低いということです。心身の健康状態というのは、日頃のおこないの「積み重ね」の結果であるわけですから、「不運」では済まされませんし、これは明らかな「実力」と解釈すべきです。

まだ少し納得がいかない方は、プロのスポーツ選手を思い浮かべてください。あのケガさえなければ・・・、といった事情は言い訳にできない世界です。企業経営者にもこの考え方が当てはまり、同じことが言えると思いませんか。

健康の維持と増進はまぎれもなく優れた経営者の能力のひとつです。戦国武将の徳川家康の事例を見ても、この事実は疑う余地はありませんよね。

 
次は、社員の健康について、真剣に考えてみよう



例えば、社員が100人いて、1年で1人1日ずつ病欠するとすれば、100日分の工数を失うことになります。体調不良の他にも、うつなどで心の調子が悪ければ、長期間にわたって生産性が落ちます。加えて、仕事の流れが止まるなど、まわりへの悪影響も生じます。

ここで、有給休暇を消化すればよいといった、不道徳なことを考えてはなりません。社員にしてみても、有給を使って病欠するよりも、旅行やレジャーで休暇を取得したほうが幸せですし、リフレッシュもできます。

 
「社員の自己責任」から「企業の戦略的要素」へ



以上の簡単な話題からもわかるように、経営者と社員の健康の増進には、資金を投下する価値があるのではないでしょうか。

何も病気にかかるのを待って(わざわざ後手にまわって)、医者に行かなくとも、もっと前向きな施策をすれば良いわけです。

例えば、ヨガなどの運動療法や、マクロビオティックなどの食事療法など、さまざまな良い方法がたくさんあります。他にも、ウォーターサーバーを事務所に置くとか、健康指導家の先生をお招きするとか、体を動かすイベントを会社で企画するとか、ありとあらゆる方法を考えてみてはいかがでしょうか。

 
ここで、映画「テルマエ・ロマエ」を思い出してください。クライマックスは、自軍の戦士の心身を風呂で癒し、軍隊の健康を増進することで敵軍に勝利するストーリーです。

 
「心身を病んだ軍隊と、心身が健全な軍隊とでは、どちらが強いのか?」
 
企業経営にも、こんな視点が重要視される時代がいよいよ到来しました。是非、自社や、自分にあった健康法を見つけ、積極的に投資してください。元気さえあれば、何でもできます!

 
追伸

ちなみに、中邨の健康法は岩盤浴です。基礎体温を上げて、根本的に健康になる作戦です。寝転がっているだけで健康増進できる優れものです。軽く美肌効果も期待できます。

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