2020.09.05
【経営戦略その29】既存事業と新規事業のバランス感覚
中邨です。
今年は経営戦略一辺倒で
お送りしています。
ちょっと前に、
既存事業と新規事業について
お話させてもらいましたが、
今回はその補足です。
コロナで既存事業の将来性を
憂えている方もいると思うのですが、
変えなくていいものを
焦って変えてしまうとか、
逆に、
変えなきゃいけないものを
そのまま放置しておくなど、
正解と反対のことをしないように、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
充分に注意してください。
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何かを大きく変えるとなれば、
大きなエネルギーが必要です。
その大きなエネルギーを、
不正解のほうにつぎ込むと、
死活問題になりかねません。
次に、
新規事業についてですが、
以前もお伝えした通り、
既存事業の営業CFが
不足している場合は、
新規をやっている場合じゃないです。
既存でマイナスを叩いているのに、
新規が上手くいく道理はないです。
それと、状況的に冷静に見て、
まっとうに新規をやる場合は、
必ずひとつずつ
やるようにしてください。
2個も3個も同時に進められる
リソースは、ほとんどの会社は
無いハズですし、
エネルギーが分散して、
立ち上がりが遅くなり、
成功確率が落ちます。
最後に、
既存と新規のバランスについて
ひとこと言わせてください。
バランス感覚の悪い人に
ならないで欲しいのですが、
どういうことかと言うと、
・既存事業の改善ばかりやって、
新規事業に一向に着手しない人、
・新規事業にばかり手を出して、
既存事業で足元をすくわれる人、
こういった人にならないように、
状況をみながらバランスを
とって欲しいのです。
ちょっと口調がきつくなりましたが、
大事な部分なので、どうかご一考を。
では、またメールします。
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