2017.05.22
1回やってダメなチラシは何度やってもダメな理由
当社では、以前からずっとお伝えしているのですが、1回やってダメなチラシは、何かを変えない限り、何度やってもダメです。
これは、営業トークの台本などでも同じことが言えるかもしれませんので、すべての経営者に聞いていただきたい話です。
こういうことを言うと、「何回かチラシをまくうちに、周知が進んで、だんだん反応が取れる。」という反論をする人がいますが、これは正直、正しい知識ではありません。もし、この論理で反応が取れたとしたなら、それは恐らく、まったく別の要因によりもたらされた結果です。例えば、外部環境(顧客の考えや世の中の流れ)が突然、大きく変化したといった要因です。とにかく、ダメなものは何度やってもダメなのです。
なぜ、1回やってダメなら、何度やってもダメなのか?
論理はとても簡単です。まず、チラシをまく母集団(ターゲットとしたグループ)には、次の3種類の人が混ざっているはずです。
[1] 今すぐ欲しいハズの人
[2] これから欲しくなるカモしれない人
[3] 今もこれからもずっといらないダロウ人
ここで、上記の3種類の人たちにチラシをまいた結果、反応がゼロだった場合、どう解釈すべきでしょうか。もうおわかりいただけたと思いますが、「最もニーズのレベルが高い[1]の人たちすら反応しなかった。」と解釈すべきです。[1]の人が確実に混ざっている、統計的に有効と思われる母数(例えば、チラシ数千枚)を配布した結果、反響が得られなかったのであれば、「何度やってもダメ」と結論付けられるのです。
ダメなものはどうやって直せば良いのか?
やり直しの方法は、以前、デジオでお伝えしましたが、以下に再掲載します。
デジオを聞いていただき、次の3つを順番に疑い、一歩ずつ修正をおこなってください。
[1] 媒体がおかしい(そもそもターゲットが見ていない)
[2] チラシがおかしい(キャッチコピーやデザインがイマイチ)
[3] 商品がおかしい(提供価値や価格を認めてもらえない)
今回の内容は、単純ですが非常に重要なノウハウですので、是非、直ぐに実行に移してください。
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