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モノやサービスが思うように売れないのには、次の3つくらいの理由があると思います。

[1] 力のある誰かに妨害されている（他者の影響力が絶大）

[2] 価値がちゃんと伝わっていない（営業や集客が不得手）

[3] 価値がないのに販売をしている（顧客メリットがない）

一番目と二番目はなんとでもなるのですが、三番目の症状は厄介です。例えば、ラーメン屋で言えば、不味い、遅い、高いといった、単純な話です。しかし、単純なだけに、大変に根深い問題でもあります。

この問題を解決するには、差別化とか顧客ニーズうんぬんというお作法的な話では太刀打ちできません。覚悟を決めて、次の本質的な問いに正面から向き合ってみてください。

【問一】その商品・サービスに、自分の大事なものや、命を預けられるか？（そもそも、自分が心から欲しいと自信をもって言えるか？）

【問二】売値よりも、顧客メリットは十分に大きいか？（機能的な価値が十分に備わっているか？）

【問三】心理的なメリットも感じてもらえるか？（例えば、安心感やストレス軽減、優越感といった、情緒的な価値も備わっているか？）

【問四】もしかすると、致命的な「買わない理由」に気付いていないのではないか？（あるいは、気付いているのに目を背けているのではないか？）

これらの質問に少しでも心が動いたならば、最優先で改善あるのみです。営業や集客はいくらでも代行できますが、価値づくりだけは代行できないと思います。