2018.03.12
人事評価制度その6
中邨です。
ここしばらくずっと、
人事評価制度の評価項目について
お届けしています。
今回は、
「プロセス」
について考えます。
プロセスとは、
「成果」
ではなく、
成果を出すために必要な
・重要業務
・取組課題
・期待役割
などのことです。
私の考えとしては、
「成果」
ではなく、この、
「プロセス」
をしっかり評価して欲しいと
思っています。
この項目の意味するところは、
成果を出すために、
「正しい努力」をしたか?
ということです。
この「プロセス」という
評価項目がしっかりしていれば、
「成果」という項目は殆どの場合で
不要になるはずです。
うちの例で具体的にひとつ挙げると、
・セミナーの開発と公開
がこれにあたります。
まず、
セミナーを開発するためには、
経営理論と実際のノウハウが
必要になり、
コンサルティングを行うための
教科書としてのコンテンツを
体系立てることが求められます。
そして、
これを経営者に公開して、
実行支援を希望する相手を
探さなければなりません。
上記はうちのような
コンサルティング会社の場合ですが、
同じように、皆さんの会社でも
このような重要業務があるはずです。
それを、必ず、評価項目に
加えるようにしてください。
今回の評価項目を考える作業は、
結構しんどいかもしれませんが、
大事な部分なので時間を作って
是非、取り組んでみてください。
では、またメールします。

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