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ニュースレター

2014.10.13

企業は成長しなければいけないのか?

企業は成長しなければいけないのか?先日、「社会人のビジネススクール」に通う知人が、「工学部」の先生が担当するある授業で、こんな面白い経験をしたそうです。

 

工学部の先生:「時代はサステイナブル(持続可能)な社会を目指しているというのに、なぜ、経済学・経営学は相変わらず成長を目指すのでしょうか。そもそも、地球環境・社会環境に害を及ぼしてまで、なんで成長し続けなければいけないのですか? この問いに答えられる人はいますか?」

社会人の学生:「・・・・・。」

工学部の先生:「えっ、まさか、答えられないのですか・・・?」

社会人の学生:「・・・・・。」

工学部の先生:「経済学・経営学って、一体なんなのですか・・・。」

 

さて、話はここまでなのですが、結局、「企業の成長の正当性や方向性」について、誰も答えられなかったのです。

ここで、私の好きな「前提条件」の話になるのですが、企業の成長の正当性や方向性を考えるためには、「そもそも、企業の成長とは何か」ということを各社で捉え直す必要があると思います。

それぞれ、何をもって成長したと言うのか、「成長の定義」をしてみてください。

今後の5年、10年後の事業の方向性を語る上で、これが前提条件になるはずです。

例をひとつ挙げましょう。

ある九州に本拠地を置く税理士の先生は、企業の成長を次のように定義していました。

「企業の成長とは、取れるリスクの大きさの拡大である。」

いかがですか? 会計人らしい定義ですよね。

これは、今までの世間の一般的な解釈と同じように、経済規模や売上規模を追い求めるのが成長だと言っているわけです。

正解はありませんので、自社らしいものを考えてみてください。

先の工学部の先生は、おそらく、

「企業の成長とは、サステイナビリティ(持続可能性)の向上である。」

という定義を持っておられるのでしょう。

これは、「何を追い求めるのか」という質問に置き換えられるかもしれません。

今回のニュースレターに共感いただけた方は、今一度、自社の成長の定義を考えてみてください。

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