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ニュースレター

2015.05.07

本当に売るべきはコンセプト

本当に売るべきはコンセプト 突然ですが、みなさんはどんなラーメン屋が好きですか?

筆者は味にうるさい上に、健康志向が強いので、【美味い無化調ラーメン】を提供してくれるお店を探し求めています。

どのラーメン屋に入るかは人それぞれですが、他にはどんなラーメン屋が考えられるでしょうか?

例えば、昼間忙しい外回りのビジネスマンのランチタイムには【提供時間超速ラーメン】のうけが良さそうです。

それとか、「たくさん食べたい!とにかくコスパだ!」という人には、【激安超大盛りラーメン】はどうでしょうか。

さて、同じラーメン屋でも、このように随分と様相が違うわけですが、これを【コンセプト】の違いと言っているわけです。これはわかりやすそうでわかりにくい言葉なのですが、経営理論としては、次の3要素を決めることでコンセプトが固まります。

【誰に (顧客)】【何を (価値/機能)】【どのように (方法/技術)】

ここで、話題に挙げた3つのラーメン屋について、コンセプトを決める3要素で整理してみてください。客層も違う、提供するラーメンの価値も違う、作り方や店舗運営の仕方も違うのが想像できるでしょうか。三者三様、これだけコンセプトがはっきりしていれば、それぞれしっかりと顧客に伝わり、どのラーメン屋も繁盛しそうです。

ひるがえって、御社の商売のコンセプトははっきりしているでしょうか?

最終的にはモノやサービスを売るわけですが、顧客はモノやサービスを通じて、コンセプトを手に入れたいのです。コンセプトがぐらついている事業は、顧客に伝わらず、営業や集客を困難にしてしまうことを忘れないでください。

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